2018年7月、下記のプレップ・ファルクラムが開催されました。開催日とテーマは以下のとおりです。
1期生第10回の講師は酒井克彦代表、2期生第4回と第5回の講師は臼倉真純上席主任研究員です。
・プレップ・ファルクラム1期生 第10回(7/17(火))
借用概念論の基礎ー武富士事件ー
・プレップ・ファルクラム2期生 第4回(7/5(木))
文理解釈と立法趣旨の関係ーM税理士事件・重加算税をテーマにー
・プレップ・ファルクラム2期生 第5回(7/19(木))
目的論的解釈の基礎ー逆ハーフタックスプラン事件をテーマにー
2018年6月、下記のプレップ・ファルクラムが開催されました。開催日とテーマは以下のとおりです。
講師は、すべて臼倉真純上席主任研究員です。
・プレップ・ファルクラム1期生 第9回(6/19(火))
類推解釈の適用ーサンヨウメリヤス事件ー
・プレップ・ファルクラム2期生 第2回(6/7(木))
文理解釈と目的論的解釈の概要
・プレップ・ファルクラム2期生 第3回(6/21(木))
文理解釈の基礎ー配偶者控除をテーマにー
平成30年5月17日(木)、プレップ・ファルクラム2期生〔第1回〕が開催されました。
臼倉真純上席主任研究員より、これから租税法解釈を学ぶに当たっての土台として、租税法律主義と、租税法に厳格な解釈が求められる理由について解説がなされました。
「租税とは何か」、当然のことすぎて普段考える機会のない租税の意義についても旭川国民健康保険料事件等の各種裁判例を使い説明がなされました。
次回は6月7日(木)開催です。
詳細はこちらのページからご覧いただけます。
平成30年5月7日(月)、プレップ・ファルクラム2期生募集に向けてのオープンガイダンスが開催されました。
昨年開講したプレップ・ファルクラムがおかげさまで好評をいただきましたので、本年も開講する運びとなりました。
前半は、講師を務めます臼倉真純上席主任研究員より当講座の概要、実務家として法解釈を学ぶ意義について説明がなされました。
後半は、ファルクラム代表の酒井克彦教授より、エスブイシー事件を題材に「租税法の趣旨」をテーマに講義を行いました。
皆さまのご参加、心よりお待ちしております。
シラバス等詳細はこちらのページよりご確認いただけます。
平成30年4月10日(火)、第8回プレップ・ファルクラムが開催されました。
今回は、臼倉真純上席主任研究員より、りそな銀行事件をメインテーマに限定解釈について説明がなされました。また、関連して、私法上の法律構成の否認など、租税法上の重要論点についても解説が加えられました。
その他、所得税法上の「事業」の意義を巡る論点などについても検討し、様々な見解が紹介されました。
なお、プレファルは、好評につき第2期生の募集を開始します。
平成30年5月7日(月)、無料オープンガイダンスが開催されます!皆様のご参加をお待ちしております!
オープンガイダンス(参加費無料)
日時
平成30年5月7日(月) 19:00~20:45
場所
ハロー会議室新宿曙橋
東京都新宿区片町1-3-1 第3田中ビル
〔都営新宿線曙橋駅A4出口徒歩3分・JR市ケ谷駅徒歩10分〕
内容
前半・酒井克彦教授よりご挨拶とファルクラム概要のご説明
後半・臼倉真純研究員よりシラバス等のご説明
お申込みはこちら → http://bit.ly/pref257
平成30年2月5日(月)、第7回プレップ・ファルクラムが開催されました。
今回は、酒井克彦代表が講師を担当し、ゴルフ会員権の譲渡損失につき損益通算が認められるか否かが争われた事例等を基に、縮小解釈について学びました。
平成29年12月5日、第6回プレップ・ファルクラムが開催されました。
今回は、逆ハーフタックスプランの満期保険金に係る一時所得の金額の計算について争われた事件を題材に、上席主任研究員の臼倉真純より解説がなされました。
租税法律主義の下、租税法解釈においては文理解釈が優先するといわれていますが、その解釈結果が法の趣旨に反する場合には、目的論的解釈による解決を図る必要性も認められます。今回は、所得税法34条《一時所得》2項にいう「収入を得るために支出した金額」の意義を中心に、目的論的解釈、特に縮小解釈を学びました。
また、後半は、破綻した株式会社の株式譲渡による損失の取扱いについて争われた事件を題材に、譲渡所得の趣旨と、譲渡所得の基因となる「資産」の意義について学びました。
次回以降の申込みは以下からも可能です。
〇プレファルについてはこちら
〇第7回:1月22日(月)のお申込みはこちら
平成29年11月7日、第5回プレップ・ファルクラムが開催されました。
今回は、いわゆるM税理士事件を題材に、上席主任研究員の臼倉真純より解説がなされました。
更正の除斥期間の延長及び加算税賦課について、行為の主体が「納税者本人」である場合に限るものと解すべきか、それとも、第三者の行為の場合もそれらの適用があるとすべきかについて学ぶとともに、類似するM税理士事件を3つ比較検討することで深い理解につながったのではないでしょうか。
次回以降の申込みは以下からも可能です。
〇プレファルについてはこちら
〇第6回:12月5日(火)のお申込みはこちら
2017年10月10日(火)、第4回プレップ・ファルクラムが開催されました。
今回はホステス報酬事件として非常に有名な事案を参考に、文理解釈について上席主任研究員の臼倉真純より解説がなされました。
所得税法施行令の「期間」の意義をめぐって争われた事例をもとに、文理解釈と目的論的解釈の対立を確認しました。
次回からは目的論的解釈・趣旨解釈に進みます。
次回以降のご参加につきましては、以下のフォームよりお申込みください。
●第5回 11/7(火)出席の方はこちら
●第5回 11/7(火)欠席の方はこちら
●第6回 12/5(火)出席の方はこちら
●第6回 12/5(火)欠席の方はこちら
●初めて参加される方のお申込みはこちら (終了分音声フォローもこちら)
2017年9月12日(火)、第3回プレップ・ファルクラムが開催されました。
今回からは各論となり、所得税法における「配偶者」の意義について、上席主任研究員の臼倉真純より解説がなされました。
所得税法上定義がないもの、条文上その意味内容が明確とはいえないものについては、民法等他の法領域からの借用概念として検討する必要があります。
このような場合、民法上にはっきりとした定義づけがなされていれば、租税法もその定義によることができるところ、民法にも定義が用意されていない場合にはどのように解釈を進めるべきでしょうか。
今回は、事実婚、いわゆる内縁の妻について配偶者控除が認められるか否かを検討したのち、一夫多妻制の外国人が我が国の配偶者控除を受けることが文理上可能かどうかについても説明がなされました。