2017年8月4日(金)~5日(土)にかけて、金沢にて第5回 夏季勉強合宿が行われました。
5回目となった今年度の夏季勉強合宿では、「勉強も、遊びもしっかりと!」をキーワードに、租税法解釈や適切な主張等、専門家に必要なリーガルマ インドを身につけるため、普段の研究会より濃密なプログラムでの議論がなされました。
ファルクラム初の北陸・金沢での勉強合宿のメインテーマは、役員給与・役員賞与です。実務上非常に注目度の高いと思われる役員給与等を巡る論点について、重要判例の再確認からはじまり、役員に対する貸付金・役員からの借入金を巡る論点整理、そして近年注目されているリストリクテッド・ストックなど新たな報酬形態に関する税務上の議論など、時間の許す限り検討が加えられました。
普段のファルクラムとは一味違う合宿ならではグループ討論は大学生のゼミのように盛り上がり、興味深いオリジナリティ溢れる色々な意見が飛び交いました。
2日目は、映画などに登場する「税務調査」について、法律的にみると果たして正しい「税務調査」といえるのかなど、税務調査に関するフィクションと現実について酒井教授より面白解説がなされました。
金沢兼六園やひがし茶屋街巡りなどエクスカーションでは、勉強を離れた場でも会員の皆様の親睦が深まったものと思います。