租税法研究会50回記念:川田剛教授×酒井代表記念対談

記念パーティ1 記念パーティ2 記念パーティ3

平成28年7月9 日(土)、御茶ノ水のホテル聚楽にて、ファルクラム租税法研究会第50回記念パーティが開催されました。

同研究会50回を記念し、国際課税の第一人者であります元明治大学教授の川田剛先生をお招きし、酒井克彦代表との記念対談が行われました。テーマは「パナマ文書公開がもたらす社会的・政治的意義と影響―国際的租税回避政策の今後―」と題しまして、今日租税専門家のみならず、一般国民の間でも注目を浴びている国際的租税回避の問題や今後予想される動向について対談がなされました。

租税条約や移転価格税制等、国際課税に関する多くの書籍を出版されている川田教授から、今世界で何が起こっているのか、主要国が国際的租税回避についてどのような姿勢をとっているのか、なぜ租税回避地が無くならないのかといった疑問について解説がなされ、酒井代表との対談を通じ今後の国際的租税回避の動向についても検討がなされました。

国際課税が日に日に身近なものとなっている中、租税専門家の会員の皆様におかれまして、とても有意義な対談だったのではないかと思います。